B型肝炎訴訟を起こすなら弁護士を味方にしよう

B型肝炎訴訟を起こすなら弁護士を味方にしよう

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B型肝炎訴訟とは?

B型肝炎訴訟とは、昭和23年以降に発生したB型肝炎の集団感染に関連した国を相手に行っている訴訟案件全般を指しています。
そもそもこのような事態になった背景には予防接種法の施行による国民全員に行われた予防接種があり、この時に注射器の連続使用を行った結果、国の推定だけでもおよそ40億人ものB型肝炎の感染者を生み出したと言われています。ただ感染者に対して国からの支援や救済はなく、長年多くの感染者が苦しんできたのです。
このため国の予防接種法によるB型肝炎感染の被害者によって、国の法的責任に基づく損害賠償等を求めた裁判が全国で現在でも行われています。

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訴訟を起こさないと給付金が支払われない理由

B型肝炎訴訟によって国が責任を認めた結果、感染者に対して給付金が支払われる制度が導入されました。給付金を受け取る条件は「国に対して裁判を起こし、必要な条件を満たすこと」とされています。その中でも特に重要視されているのが、国に対して裁判を起こすという条件です。
そもそもなぜ訴訟を起こさなければ給付金を受け取れないのかというと、B型肝炎訴訟の給付金が認められた経緯にあります。国は「予防接種法の中で不適切な実施状況を知りながらも改善しなかった」ことに対しての賠償責任として給付金を支給しており、この不適切な実施状況は昭和16年7月から昭和63年1月末まで続いていたと言われています。
つまりあくまでも国が保証するのはこの期間に感染した可能性が高い感染者に対してであり、それ以前やそれ以降の感染者は給付金の対象ではありません。そのため不適切な予防接種が実施されていた時期に予防接種を受けたかどうかを国に対して証明する必要があるため、訴訟を起こす必要があるのです。

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B型肝炎訴訟に強い弁護士の探し方

B型肝炎訴訟を起こす場合は自分たちで手続きをするとなると手続きが複雑ですし、訴訟を起こす対象となる人のほとんどが高齢者です。そのため自分たちで訴訟の手続きをするよりも、弁護士に依頼するケースが多くなっています。そこでおすすめされているのがB型肝炎訴訟に強い弁護士なのですが、その探し方としてはいくつかの方法が挙げられています。
その中でも特におすすめされているのが、B型肝炎訴訟弁護士団に依頼する方法です。B型肝炎訴訟の多くは集団で訴訟を起こしているので弁護士団が結成されており、全国各地に弁護士団が存在しています。インターネットで調べると各地の相談所を調べられますし、なかなか検索できない場合は弁護士のポータルサイトや弁護士会経由で紹介してもらうのもおすすめです。

敗訴内容と勝訴内容を比較してみよう

勝訴内容について

B型肝炎訴訟で勝訴した人たちに見られる共通点として言われているのが、「必要となる書類を全て揃えている」点です。
基本的にB型肝炎訴訟は訴訟するだけでは給付金を受け取れないようになっているので勝訴する必要があるのですが、そこで必要となってくるのが自分のかかっているB型肝炎が訴訟の対象となる時期に罹患したものであると証明できるものだとされています。特に診断書や予防接種を受けた時期を証明できるものは非常に重要な証拠となっているので、これらを提出できたケースのほとんどが和解成立という形で勝訴しているようです。
このため基本的には国が求める証拠書類を揃えているかどうかが、勝訴内容の大きなポイントとなっています。

敗訴内容について

では勝訴内容と比較して敗訴内容にはどのような問題点があるのかですが、意外と多いのが「そもそも訴訟できない状態である」点です。B型肝炎訴訟をするためには最低でも3つの条件をクリアしていなければならず、この条件をクリアしていないために訴訟を起こせなかったケースも少なくありません。
また訴訟できる条件を満たしていたとしても、二次感染や三次感染など直接自分が予防接種を受けて感染したわけではないケースも敗訴内容の一部に見られています。さらに似たようなものとして被害者が乳幼児期に輸血を受けて感染してしまったケースで、いずれも直接予防接種を受けて感染したわけではないという理由で和解できずに敗訴となったようです。
このように条件や必要な証拠を揃えていなかったり、感染経路が異なっているなどの理由が敗訴内容の主な事例として挙げられています。